【プロ監修】身辺整理でやるべきこと7選!終活との違いや手順についても解説
2025.02.25
- 身辺整理ですべきことは何?
- そもそも身辺整理とは?終活との違いも知りたい!
- どのように身辺整理は進めればいいの?コツやポイントは?
こんな悩みにお答えします。
身辺整理とは、生活や心の中をすっきりさせる大切なプロセス。特に、中高年層で行う身辺整理は物の整理高でなく、心の整理にも大きくつながります。しかし、「身辺整理は何から始めればいいのかわからない」と感じる方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では以下の内容をお伝えします。
- 身辺整理の意味・目的と終活との違い
- 身辺整理をする3つのメリット
- 身辺整理でやるべきこと7選
- 身辺整理を始める最適なタイミング
- 【3ステップ】身辺整理の具体的なやり方と手順
- 効率よく身辺整理を進める3つのコツ
- 身辺整理の際にチェックしたいポイント
この記事を読むことで、効率的な身辺整理の方法が身につき、心も環境も整った充実した暮らしを手に入れられるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、身辺整理に取り組んでみましょう!
そもそも身辺整理とは?
身辺整理とは、自身の生活空間や所有物を見直し、不要なものを整理することを指します。
身辺整理には物理的な物品の処分だけでなく、デジタルデータの整理や財産管理も含まれます。
一体何のために身辺整理をするのか、終活とは何が違うのかについて、深掘りして解説していきます。
身辺整理の意味と目的
身辺整理とは、これからの生活を考え、身の回りのものをきちんと整理する活動のことを指します。
身辺整理をすれば、不要なものを手放し、よりシンプルな生活を送れるようになります。身辺整理は単なる清掃作業にとどまらず、心の整理にもつながります。
なぜなら、身辺整理を通じて、自分が本当に必要とするものや不要なものを見極めることで、自身の価値観や生き方を見直す貴重な時間が得られるからです。物が少なくなることで、探し物によるストレスが軽減され、掃除がしやすくなるというメリットもあります。
つまり、身辺整理とは物理的なスペースの整理以上の効果をもたらし、人生を見つめ直すきっかけを提供します。
終活との違いとは?
身辺整理と終活は、一見似たようなプロセスに思えますが、実際には異なる目的と意義を持っています。
終活とは、自分が亡くなった後の準備を生前に行うことであり、家族や周囲の人々が困らないよう、財産整理やエンディングノートの作成、葬儀やお墓の手配などを含む広範な活動を指します。
一方、身辺整理とは現在の生活を見直し、日常生活の質を向上させるために行う整理整頓のことです。
たとえば、不要な物を処分して生活スペースを快適に整えたり、仕事や趣味などを見直して生活をシンプル化したりすることが含まれます。このように、身辺整理とは「今を充実させるためのアクション」であり、終活の一部としても、独立したプロセスとしても重要な意義を持っています。
特に中高年層においては、身辺整理を行うことで日々の生活がスムーズになり、心のゆとりを得られるほか、終活の準備を効率よく進める土台を築く助けにもなるでしょう。
身辺整理をする3つのメリット
身辺整理とすると得られるメリットは、以下の3つです。
- ①家族の負担を軽減できる
- ②快適な生活空間を実現できる
- ③人生を見直すきっかけになる
これらの身辺整理をするメリットにより、さらに充実した生活が送れるようになります。
それぞれ順に見ていきましょう。
①家族の負担を軽減できる
身辺整理を行う最大のメリットの一つは、家族への負担を軽減できる点です。
特に亡くなった後、遺品整理は非常に大変な作業となり、家族にとって大きなストレスを感じることも少なくないからです。
しかし、普段から整理を進めておけば、遺された家族は相続や葬儀の手続きに専念でき、精神的にも余裕を持って向き合えるようになります。自身が亡くなった後の家族への思いやりとして非常に重要です。
さらに、身辺整理を進める過程で、家族と一緒に物品を整理することが新たなコミュニケーションの機会となるでしょう。共に過ごす時間が増えることで、互いの気持ちや思い出を共有できます。家族間の絆が深まり、より良い関係を築くことにもつながります。
②快適な生活空間を実現できる
身辺整理をすれば持ち物を整理整頓できるため、必要なものがすぐに見つかり、スムーズな暮らしが可能になるでしょう。
定期的な整理によって掃除の頻度も減り、その結果、よりリラックスした空間が得られます。
特に中高年層になると、体力や筋力が低下するため、シンプルな生活環境が重要となります。
身辺整理をしておけ場、家の中での移動が楽になり、より安全で快適な生活を送れるようになります。
③人生を見直すきっかけになる
身辺整理は、単なる物の整理にとどまらず、人生を見直すという深い意味を持つ行為です。
持ち物を整理していく過程で、過去の思い出や体験を振り返ることは、それまで気づかなかった多くの発見をもたらしてくれます。この振り返りは、過去の選択や価値観の再確認を通じて、これから進むべき方向性を明確にするための貴重な機会にもなります。
また、自己理解を深める助けとなるだけでなく、心の中に深い安心感をもたらし、人生の充実感を高めることにもつながります。
結果として、自分がこれからどのように生きたいのかを考える契機となり、人生の質を大きく向上させるための重要なステップとなるでしょう。
【プロ監修】身辺整理でやるべきこと7選!
身辺整理を進める際には、取り組むべき具体的な項目をリストアップし、一つずつ丁寧に片付けていきましょう。
身辺整理でやるべきことは、以下の7つです。
- ①使っていない家具・家電の整理
- ②思い出の品の整理
- ③財産・ローンなどの管理
- ④契約中のサービスやアカウントの整理
- ⑤デジタルデータの整理
- ⑥個人情報の整理
- ⑦人間関係の整理
これらのポイントを押さえることで、身辺整理をより効率的かつ効果的に進められます。
ぜひ参考にしてみてください。
①使っていない家具・家電の整理
まず最初に取り掛かりたいのが、使用していない家具や家電の整理です。長い間使っていない物は、スペースを占有する原因となり、生活の効率を下げることがあります。
不要なアイテムはできるだけ早く処分することを検討しましょう。リサイクル可能なものは専門業者に依頼したり、自治体の回収サービスを活用することで、環境にも配慮した対応が可能です。また、大型の家具や家電の処分に関しては手間がかかる場合もあるため、計画的に行うことが大切です。
こうした整理を行うことで、新しい生活をスタートさせる準備が整い、身の回りをスッキリとさせることができます。生活環境が整うことで心にも余裕が生まれ、日々の暮らしがより快適になるでしょう。
②思い出の品の整理
以下のような故人や子ども、友達との関係が詰まった大切な思い出の品を整理していきましょう。
- アルバム
- 手紙
- 贈り物
こうした品々は、感情的な価値が高い一方で、物理的なスペースを圧迫することがあります。
まずは、思い出の品の中から自分にとって本当に大切なものを見極めることが重要です。これは、記憶を整理する手段としても有効です。その際、思い出の品を一つ一つ手に取り、その品が持つ意味や価値を再確認しましょう。経年劣化や傷みが目立つものは写真や動画を撮ってデータ化し、実物を手放すことも検討しましょう。
子どもや友達と共有できる品を選別することで、思い出の共有を図り、コミュニケーションを促進する場とすることも可能です。
③財産・ローンなどの管理
自分が所有している以下のような資産状況を、正確に把握することから始めましょう。
- 預貯金
- 投資
- 不動産
一方で、借金やローンなどの負の遺産の管理もお忘れなく。これらを明確に整理することで、全体的な経済状況を把握でき、将来の家計管理や資産運用をスムーズに進められます。
特に、亡くなった後に残される財産や負債について事前に整理しておくことは、家族や親しい人々にとって大きな助けとなり、経済的な負担を軽減する重要なポイントになります。
お金に関する全体像をしっかり理解することで、日常の生活に安心感を持って向き合えるようになり、さらに将来への不安を減らす手助けとなるでしょう。
④契約中のサービスやアカウントの整理
スマホの料金プランや各種サブスクリプションサービスを確認し、定期的に利用していないものや契約内容が不明確なアカウントを特定しましょう。
そうすることで、無駄な出費を削減できるからです。
不要な契約を解約することで、生活費や会社の経費の節約が期待できるだけでなく、スマホを含めたあらゆるデバイスにおいて個人情報の漏洩リスクも軽減できます。
これらは意外に時間がかかる場合が多いため、毎日コツコツ進めるのがおすすめです。
⑤デジタルデータの整理
スマートフォンやパソコンに保存されているデジタルデータの整理は、身辺整理の重要なタスクのひとつです。
たとえば、家族に見られたくない写真や動画は、削除するか、パスワード付きのロックをかけたファイルに移動させておきましょう。また、ブログやSNS等のアカウント情報は、事前に整理しておくことで、将来的に家族が負担なく管理できるようになります。
非常に効果的ですので、アカウント情報や退会方法はノートにまとめておきましょう。
デジタルデータの整理は、不必要なトラブルを避けるためにも重要です。情報を整理し、明確な管理体制を築くことが求められます。
⑥個人情報の整理
個人情報の整理は、身辺整理の中でも特に重要です。書類や名刺などに含まれる個人情報は、慎重に扱わなければなりません。
古い書類や不必要な個人情報を適切に処分することで、自分の情報をしっかり守ることができます。あらかじめ整理しておくことで、個人情報にまつわる想定外のトラブルも事前に防げるでしょう。
残すべき情報を整理しておくことで、必要なときに迷わずアクセスできる環境が整い、プライバシーの観点からも安心感が得られます。
⑦人間関係の整理
人間関係を整理することは、今後の生活環境や心の健康に大きな影響を与えます。
本当に大切な人間関係を見極める際には、まず親や家族とのつながりを再確認することが重要です。親との関係をより良いものにすることで、心に安心感が生まれ、他の人間関係にも良い影響をもたらします。
また、職場での人間関係も見直しましょう。無理に続ける必要のない関係や、ストレスの原因となる交流を見直すことで、職場でのパフォーマンスが向上し、精神的な負担を軽減することができます。よりスムーズに仕事に取り組める環境が整い、自己成長のきっかけにもなるでしょう。
身辺整理を通じてあらゆる人間関係のあり方を考え直せば、心身共に健やかな日々を手に入れることが可能となります。心の平穏と充実した生活を目指して人間関係を整理することは、自分自身にとっても大きなメリットをもたらすのです。
身辺整理を始める最適なタイミング
身辺整理を始める最適なタイミングは個々の状況によりますが、一般的には次のようなタイミングで始められる方が多いです。
- 引越し
- 転職
- 結婚
- 退職
- 子どもの独立のタイミング
これらの人生の節目となるようなタイミングは、心の整理も含めて身辺整理に取り組む良い機会となります。
また、身辺整理は中長期的に見直しを行うことで、不要物が蓄積されるのを防げます。定期的に自分の持ち物を見直す習慣をつけることで、より快適な生活を実現しやすくなります。
こうしたタイミングを見計らいながら、少しずつ整理を進めることを心がけましょう。
【3ステップ】身辺整理の具体的なやり方と手順
身辺整理を効果的に進めるには、次の3ステップを参考にしてみてください。
- 【ステップ1】目標設定
- 【ステップ2】不要なものを断捨離
- 【ステップ3】不用品の処分
これらの手順を着実に進めることで、スムーズに作業が進み、効率よく身辺整理ができます。
【ステップ1】目標設定
身辺整理を始める際には、まず目標を設定することが肝心です。
目標がないと、何をどこまで整理すればよいのかが分かりづらくなるからです。特に、生前の片付けを意識する場合、自分の希望や優先順位を明確にすることが重要です。具体的な期限を設けることで、身辺整理に対するモチベーションが高まり、より効率的に進められます。
たとえば、「1ヶ月以内に自室を整理する」や「必要なものは段ボール1箱までに収める」といった具体的な目標が効果的です。
このように進捗状況を可視化できれば、達成感を得ながら作業を進められるため、最後まで挫折せずに取り組めます。
【ステップ2】不要なものを断捨離
次に、不要なものを見極める「断捨離」のステップです。
このプロセスでは、持ち物を一つひとつ確認し、本当に必要なものとそうでないものを仕分けていきます。物を触れたり手に取ったりすることで、自分の心が何を感じるのかを意識することも重要です。
「もう使わない」と感じるアイテムや、「これがあれば十分」と思うものを選ぶ際には、あらかじめ具体的なリストを作成すると効率的です。リストにすることで、何を捨てるべきか明確になるだけでなく、選別ミスを減らすことができるからです。
また、整理作業は感情的に難しく感じる場合があるかもしれません。そんなときは、家族や友人と一緒に行うと意見を交換しながら決断できるため、よりスムーズに進行できるでしょう。
一緒に身辺整理することで有意義な時間を共有できるメリットもあり、断捨離作業そのものが貴重な思い出になります。
【ステップ3】不用品の処分
最後に、不用品の処分を行います。ただ捨てるだけではなく、リサイクルやリユースといった方法も積極的に考えましょう。
たとえば、大型の家具や家電などの処分は、うまく買取業者を活用することで費用をかけずにお金に変えることが可能です。また、地域の無料回収やリサイクルショップを利用するのも効率的な方法の一つです。
さらに、デジタルデータの整理も重要です。不要なファイルを確実に消去した上で必要なデータはクラウドにバックアップしておくと効率的で安全です。データ化できれば、無駄なスペースを削減できるためおすすめです。
このように少し工夫すれば、コストを抑えながら環境にも貢献できます。
効率よく身辺整理を進める3つのコツ
身辺整理を効率的に進めるコツは、次の3つです。
- ①無理に完璧を目指さない
- ②専門業者の力を借りる
- ③期限を設定して計画的に進める
これらのポイントを押さえることで、作業がスムーズに進むだけでなく、ストレスも軽減できます。忙しい方や初めて身辺整理に取り組む方にとっても役立つ方法です。
それでは、身辺整理を成功させるための具体的なコツを確認してみましょう。
①無理に完璧を目指さない
身辺整理を進める際、完璧を求めすぎると逆に負担になりやすいため、無理に完璧を目指すのはやめましょう。
多くのものを整理しようとすると、「すべてを完璧に整えなければならない」というプレッシャーを感じやすくなります。
しかし、老後の生活を見据えた身辺整理では無理に完璧を目指すことで、かえってストレスを増やしてしまう原因となることもあります。
実際のところ、完璧な状態を目指すのは非常に難しいため、まずはできる範囲で整理を進めることが大切です。
②専門業者の力を借りる
身辺整理が苦手だと感じる場合や、整理の進め方が分からない時には、専門業者の力を借りることも有効な選択肢です。
最近では、整理や片付けを専門に行う業者が多く存在しており、自分のニーズや予算に応じたサービスを選ぶことが可能になっています。費用面が気になる場合でも、各業者が提供するプランを比較検討することで、自分に最適なサービスを見つけることができるでしょう。
プロに任せることで、作業を効率よく進められるのはもちろん、不用品の買取や処分についても的確なアドバイスを受けることができます。さらに、費用に対する不安がある場合も、事前に見積りを取ることで安心感を得られるでしょう。業者と細かく相談することで、整理する過程でのモチベーションが向上し、前向きに取り組むことができるというメリットもあります。
専門業者の力を借りることで、自分の生活をリセットし、本当に必要なものを見極める絶好の機会につながります。費用を含めた計画的な活用により、身辺整理をスムーズに進められるでしょう。
③期限を設定して計画的に進める
整理作業を効率的に進めるためには、期限を設定することが有効です。具体的な期間を設けることで、気持ちを引き締め、計画的に作業を進める手順が明確になります。
たとえば、「今月中にリビングを整理する」というように、達成可能な短期目標を設定をすることで、作業がスムーズに進みやすくなります。
目標を設けることで、日々の取り組みや進捗を意識しやすくなり、最終的な成果が見えやすくなるため、やりがいも感じやすくなります。また、整理作業を進める際には、具体的な手順を確認しながら進めることで、無駄を省いた効率的な作業が可能です。
さらに、作業が完了した際には自分を褒めることも重要です。この達成感が、次の整理作業へのモチベーションを高める要因となり、結果としてより快適な生活空間を形成する助けになるでしょう。
まとめ
今回は身辺整理について解説しました。
身辺整理は、生活環境を整えるだけでなく、心に余裕を持つための大切なプロセスです。
身辺整理をすることで享受できるメリットは、次の3つです。
- ①家族の負担を軽減できる
- ②快適な生活空間を実現できる
- ③人生を見直すきっかけになる
このように身辺整理をすれば、不要なものを手放し、新たな生活スタイルや快適な空間を手に入れることが可能になります。また、自身の気持ちが穏やかになり、日常生活にプラスの影響を与えることも期待できます。
具体的に身辺整理でやるべきことは、以下の7つです。
- ①使っていない家具・家電の整理
- ②思い出の品の整理
- ③財産・ローンなどの管理
- ④契約中のサービスやアカウントの整理
- ⑤デジタルデータの整理
- ⑥個人情報の整理
- ⑦人間関係の整理
スムーズに身辺整理を進めるためにも、以下の3ステップを参考にしてみてください。
- 【ステップ1】目標設定
- 【ステップ2】不要なものを断捨離
- 【ステップ3】不用品の処分
身辺整理は定期的に見直しや再整理を行うことが、整理した状態を持続可能にするためのコツです。小さな変化を積み重ねながらサイクルを続ければ、快適な空間と心の余裕を保つことができるでしょう。
多くの人がこの取り組みを通して、生活の質を高め、新たな自分を発見するきっかけを手にしています。
身辺整理を「これから挑戦する一つのプロジェクト」として位置づけ、積極的に行動してみましょう。その先には、きっと大きな満足感や新しい暮らしが待っています。