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遺品整理の買取はどこで売るのがおすすめ?高値で売れる品物や売るポイントも解説

2024.02.28

遺品を処分をしてスッキリさせたい一方で、できれば値段がつくなら少しでも買取してほしいという人も多いはず。

しかし、どのような品であれば売れるのか、買取の依頼方法がわからず進まない・・・。

そのような人に向けて、今回は高値がつきやすい品物や買取をお願いできる業者について解説します。

遺品を買取り依頼するときのポイントについても紹介するので、遺品をなるべく効率的に処分したい人はぜひ参考にしてください。

 

遺品整理の買取方法おすすめ4選

遺品整理を進めているものの、買取方法がわからず処分に困っている人も多いのではないでしょうか。

遺品を売るなら、以下の4つの方法があります。

・遺品整理業者

・リサイクルショップ

・質屋

・ジャンルごとの専門買取業者

売る品物によって取り扱う品やメリットが異なるので、それぞれ詳しく紹介します。

 

①遺品整理業者

メリット デメリット
・買取価格がつかない物も処分してもらえる

・遺品整理と買取まとめて対応可能

依頼に費用がかかる

遺品整理業者は、遺品整理と同時に不用品買取も行っているサービスです。

不要となった遺品を片付けることが目的なので、買取価格がつかない物も処分をお願いできます。

また、遺品整理と買取をまとめて依頼できるのも嬉しいポイントです。

依頼したその日に片付けることができ、遺品整理に必要な費用から買取金額を差し引いてくれるため、効率的に片付けられます。

デメリットとしては、一般的な3LDKの住宅で20万円ほど費用がかかる点が挙げられます。

そのため、お金をかけてもはやく効率的に片付けたい人におすすめな方法です。

 

②リサイクルショップ

メリット デメリット
・幅広いジャンルの買取ができる

・依頼方法が複数から選べる

専門性の高い商品や高額商品が高値で売れないことがある

リサイクルショップは、不用品を幅広く買取してもらえるのが最大の魅力です。

そのため、さまざまな種類の遺品を買取してほしいという人におすすめな方法といえます。

一方で、幅広く商品を扱うため、骨董品や美術品といった専門性の高い商品や高額商品に対して深い知識をもっているわけではありません。

なので、リサイクルショップで売りたい場合は「高価商品は別の方法で売る」と良いでしょう。

また、最近では今までの「お店への持ち込み」はもちろん、出張買取や宅配買取を行っているお店も増えてきています。

近くにリサイクルショップがなかったり、自家用車がない場合に便利な方法です。

 

③質屋

メリット デメリット
高価買取品やブランド品を正しい価格で査定してもらえる 価値が高くないもの以外は扱ってもらえない

質屋は、商品知識が豊富なうえ、市場動向なども知り尽くしている目利きのプロに査定してもらえます。

そのため、貴金属や時計、ブランド品などを売りたい場合におすすめです。

ただ、価値が高くない物は買取してもらえない点には注意しましょう。

 

④ジャンルごとの専門買取業者

メリット デメリット
特定のジャンルに特化しているので同一ジャンルが大量にある場合におすすめ それぞれ分けて売る必要がある

ジャンルごとの専門買取業者は、趣味で生前故人があるジャンルの物を集めていたなど、大量に特定の遺品が見つかった場合におすすめな方法です。

ジャンルごとの専門買取業者は、たとえば以下のようなジャンルがあります。

・着物

・ブランド品

・フィギュア

・書籍(専門書などの古本)

・美術品や骨董品

特定のジャンルに詳しい専門家に依頼すれば、知識や市場価値に詳しいので適正価格で買取してもらいやすいでしょう。

特定のジャンルに特化している業者は、オンラインでの査定を行っていることも多く、写真を送るだけであらかじめ目安の金額を教えてもらうことも可能です。

 

遺品買取で高値がつきやすい物リスト

遺品を売るならできるだけ高く買い取りしてほしいもの。

そこで、遺品の中でも値段がつきやすい物を一覧でまとめました。

大まかな種類 詳細
貴金属 金や銀、宝石など
高級時計 ロレックス、オメガ、カルティエ、シャネルなど
骨董品・美術品 掛け軸、絵画、刀、茶道具など
高級家具、食器 アンティーク家具
家電・電化製品 特に発売から5年以内のもの
ブランド品 バッグ、靴、小物など
着物 貴重な素材で仕立てられた物
お酒 開封されていない古いお酒
趣味 人形、ゴルフ用品、釣り道具、カメラ、将棋・囲碁

貴金属は、素材によって相場が異なり、買取価格にも幅が出やすい品物です。

金のリングや宝石などがイメージしやすいですが、金歯や金縁メガネ(フレーム部分)も対象となり見落としがちなので注意しましょう。

また、保存状態が悪くても人形やおもちゃはコレクター需要が高く、まずは査定を出してみることをおすすめします。

ジャンル特化の買取業者に依頼すると、思わぬ高値で売れるかもしれません。

ほかにも、未開封のお酒は国内メーカーでも定価以上の価格で売れることも多いです。

年代を重ねるほど価値が高く、30年以上を超える物は数十万円という価格がつくことも。

 

遺品を売るときのポイント

遺品を売るときに覚えておきたいポイントを4つ紹介します。

 

貴金属などの高価商品は専門買取業者に依頼する

骨董品やブランド品など、高価で売れやすい商品は専門買取業者に依頼するのがおすすめです。

特に、貴金属や宝石は相場が変動するため、日によって買取価格が異なります。

そのため、正しい価値で買い取ってもらうためには、ジャンルごとの買取専門業者に依頼すると良いでしょう。

 

複数の買取業者に見積もりを依頼する

特に価値の高い商品の場合は、1社だけではなく23社ほどに見積もりを依頼しましょう。

意外と知られていませんが。査定だけお願いして売らないという方法も可能です。

買取業者によって引かれる手数料が異なるため、悔いのない買取を行ってもらうためにも、少しでも良い条件で買取してもらえる業者を見極めることが重要です。

 

売れないと思う品物も買取に出してみる

遺品の中には、ホコリを被っている品や古いデザインのフィギュアなど「売れない」と思う物も出てきます。

しかし、一見価値のない物でもコレクターがいる時計や骨董品などは高値で売れることも。

まずは処分する前に買取依頼をしてみることをおすすめします。

 

遺品整理業者に依頼する場合の費用や相場

処分する物も多く相続人では対応しきれない場合、遺品整理業者に依頼することをおすすめします。

一般的な遺品整理の費用は以下の通り。

部屋の間取り 料金相場
1R・1K 3万円~10万円
1DK 5万円~15万円
1LDK・2DK 8万円~25万円
2LDK・3DK 12万円~35万円
3LDK 17万円~50万円
4LDK 23万円~60万円

上記の価格から、買取サービスを利用すればお得に利用できることも。

片付かなくて困っている、手が回っていない人は、プロの手を借りて片付けを行ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回は遺品を売る方法について詳しく解説しました。

遺品の中には価値があるものもあり、故人が集めた物なのでできるだけ適切な価格で手放したいものです。

遺品を売る時のポイントである、専門業者に依頼したり複数の業者から見積もりを取ることで、実は想像もつかないような貴重な遺品が見つかるかもしれません。

ぜひこの記事を参考に、遺品整理を進めてみてくださいね。