家財整理とは?作業はかんたん5ステップ!業者に頼むメリデリ・費用もご紹介
2024.12.04
- 家財整理ってなに?
- かんたんに家財を整理する方法が知りたい!
- 家財整理は業者に頼むべきかな?費用はどれくらい?
こんな悩みにお答えします。
故人の死後はやることが多く、家財をそのまま放置していませんか?家財整理しないと賃貸を解約したり、空き家を手放せなかったりする人もいるでしょう。「自分たちで家財整理できるかな…?」と不安になる気持ちもよくわかります。
しかし、家財をいつまでも放置するとさまざまなリスクに見舞われかねません。
この記事では、
- 家財整理とは?かんたん5ステップで家財整理する方法
- 業者に依頼する5つのメリット・3つのデメリット
- 失敗しない業者選びの5つのポイントと料金相場
をお伝えしますので、スムーズに家財整理ができるスキルが身につきます。
備えあれば憂いなし。ぜひ最後までチェックし、優良業者を手配するコツも把握しておきましょう。
家財整理とは「遺品整理」「生前整理」「空き家整理」の総称
家財整理とは、『家の中にあるすべての財産を整理・処分すること』を指します。
また、以下の総称としても捉えられています。
- 遺品整理
- 生前整理
- 空き家整理
上記の3つはいずれも家財を整理する作業ですが、状況やタイミングによって目的や内容は異なります。
それぞれ深掘りしますので、違いについて理解しておきましょう。
遺品整理とは?
遺品整理とは、遺族によって故人の遺品を整理することです。
故人の持ち物のすべてが対象になるため、肉体的・精神的な負担が大きく、家族の協力なしでは大変な作業になりがちです。
遺品整理には、故人との最後のお別れをする意味合いもあるため、故人との思い出を偲びつつ敬意をもって作業を進めます。
遺品整理と一括りにいっても作業範囲はとても広く、以下のように多岐にわたります。
- 遺品の仕分け
- 遺品の供養
- 形見分けや保管
- ゴミや不用品の処分
- 書類の行政手続き
- 遺産分割協議や相続手続き
自分の持ち物を整理するわけではないため、遺品整理ならではの難しさがあります。
生前整理とは?
生前整理とは、生きているうちに自分の持ち物や財産を整理しておくことです。
遺品整理とは異なり、自分自身や家族のために、自分の持ち物を整理します。
断捨離や不用品処分だけではありません。持ち物や財産についての分配・処分にかかる意思表示をするために、遺言書やエンディングノートの作成も行います。
生前整理には死後の家族の負担を減らし、自分自身もスッキリ過ごせるようになるメリットがあります。
空き家整理とは?
空き家整理とは、放置された空き家を整理・清掃することです。
主な目的は、以下のとおりです。
- 物件の価値を保つため
- 犯罪(不法侵入や窃盗など)のリスクを減らすため
- 税金など不要な支出をカットするため
- 第三者に空き家を活用してもらうため
近年では、核家族化の進行や老人ホームへの入居をきっかけに、ますます空き家率が高まっています。
『特定空き家』に指定されると、固定資産税などの増加リスクや自治体が解体した費用の負担リスクがあるため、いつまでも空き家として放っておくわけにはいきません。
このように空き家整理では家財の整理・処分だけでなく、不動産(建物や土地)の売却・解体なども行います。
【かんたん5ステップ】家財整理の流れとは?(コツも解説)
遺品整理や生前整理、空き家整理のいずれのシーンにおいても必要になる、家財整理のやり方について解説します。
誰でも取り組める、かんたん5ステップは以下のとおり。
-
- ステップ①:全体像を把握する
- ステップ②:ゴールを決める
- ステップ③:家財を仕分ける
- ステップ④:家財を処分する
- ステップ⑤:清掃を行う
コツも解説しますので、それぞれ確認していきましょう。
ステップ①:全体像を把握する
いきなり着手せず、まずは全体像を把握しましょう。
なぜなら、『何を』『誰と』『どれくらい』すべきかがわかると、スムーズに家財を整理しやすくなるから。
現場に足を運んで下見をしておきましょう。家財整理を手伝ってくれる人がいるときは、一緒に下見をしておきましょう。
とはいえ、以下のようなケースは健康リスクや完遂できないリスクが高まるため、自分たちでの家財整理はおすすめできません。
- ゴミ屋敷
- 孤独死があった現場
- 自分たちでは運べない大量の家財
迷わずに遺品整理業者や特殊清掃業者への依頼を検討しましょう。
ステップ②:ゴールを決める
『いつまでに終わらせるか?』というゴールを設定しましょう。
明確なゴールを設定すれば、作業にメリハリが生まれ、家財整理をスムーズに進められるから。
家族や友人など、家財整理できる人を把握したうえで、以下のように段取りを決めていきましょう。
- 「今日は玄関まわり」
- 「明日はキッチンとリビング」
- 「明後日は和室と押入れ」
もちろん計画どおりに進まないこともあるでしょう。
ですので、ゆとりのあるスケジュールを組み、細かいゴールを積み上げる意識で取り組みましょう。
ステップ③:家財を仕分ける
スムーズに家財整理を進めるために、以下のルールで家財を仕分けましょう。
- 【必要なもの】思い出の品や形見
- 【必要なもの】貴重品や重要書類
- 【不必要なもの】再利用できるもの
- 【不必要なもの】処分するもの
ルールを決めておかないと、なかなか前に進まず時間だけが過ぎてしまうからです。
もちろん、「判断できない!手が止まる…」という家財もあるかと思います。そのようなときは保留にし、最後に仕分けましょう。
間違えて処分しないために、仕分けた段ボール箱には『済』と書き、誰が見てもわかりやすくしておくと、誤って処分するミスも防げますよ。
「勝手に処分された!」とトラブルにならないように、家族と目線合わせをしたうえで仕分けることをおすすめします。
仕分けるときのポイント
仕分けるときは直感を頼りにして、どんどん進めることが大切。
スムーズに仕分けるためには、捨ててはいけないものを先に探しておくのがポイントです。
絶対に捨ててはいけないもの | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 遺言書・エンディングノート | 5 | 土地・不動産などの権利関係書類 | 9 | 年金手帳 | 13 | 鍵 |
2 | 現金 | 6 | 通帳 | 10 | 仕事に関する書類 | 14 | 価値のあるもの |
3 | 有価証券・保険証券 | 7 | 印鑑 | 11 | レンタル品 | 15 | 故人宛の手紙や郵便物 |
4 | ローンの明細 | 8 | 身分証明書 | 12 | デジタル遺品 | 16 | 思い出の品 |
家財を仕分ける前に、大切なものだけを抜き取るイメージ。
タンスの裏や畳の下など、あらゆるところを確認しましょう。タンス預金のように、意外なところに隠されているケースがよくあるからです。
捨ててはいけないものは以下の記事でくわしく解説していますので、事前に確認しておきましょう。
>>> 【完全網羅】遺品整理で『絶対に』捨ててはいけないもの16選!注意点もあわせて解説
ステップ④:家財を処分する
必要なものは、保管したり形見分けしたりします。
不必要なものは、以下の方法で処分しましょう。
- お寺や神社などで遺品供養する
- リサイクルショップやフリマアプリで売る
- NPOや学校などに寄付・寄贈する
- 自治体で処分してもらう
- 遺品整理業者に買取・処分してもらう
自分たちで家財整理するときは、常にケガや家の中を傷つけるリスクがあります。
大きな家具・家電の持ち運びは無理をせず、業者に頼る選択肢も検討しましょう。
処分するときのポイント
処分するときは、なるべく買取してもらうのがポイント。
なぜなら、粗大ゴミや以下のような家電4品目は、処分費用やリサイクル料金がかかるからです。
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・乾燥機
また、価値のある動産や不動産は、必ずしもそのままの状態で引き継ぐ必要はありません。価値のある家財を現金化したり目録を作ったりするのも、家財整理の重要な作業のひとつです。
ただし、価値のある家財を相続するときは相続税、形見分けするときは贈与税がかかる点にご留意ください。
ステップ⑤:清掃を行う
家財を整理した後は、きちんと清掃しましょう。
賃貸であれば原状回復させる必要があり、持ち家であれば老朽化を防げます。
なお、賃貸や売却する物件は、清掃の有無や範囲を確認しておきましょう。場合によっては「そのままでいいですよ」というケースもあるからです。
清掃するときのポイント
汚れがひどく手に負えないケースは、プロのハウスクリーニングを活用しましょう。
プロに清掃を依頼すれば、水回りのトラブルなどを見つけるきっかけにもなり、後々のトラブルを防げるメリットがあります。
キッチンやトイレ周りなど、一部分の清掃だけでも業者に依頼する人はたくさんいます。
また、プロならではの良さは、ニオイの除去にも対応しているところ。家財整理をした後に、賃貸したり売却したりするケースでは費用対効果の大きい選択肢です。
【空き家にする人必見】家財整理で使える補助金(10〜20万円)
実は、次のような人はお得に家財整理できる可能性があります。
- 空き家を売却する予定の人
- 空き家を賃貸する予定の人
- 新たに空き家を取得する人
下表は一例ですが、10万円〜20万円の補助金を使えるからです。
自治体 | 給付金額 | 対象費用 |
---|---|---|
兵庫県神戸市 | 最大20万円 | ・一般廃棄物収集運搬業者に空き家の家財道具等の処分を依頼する際の費用 ・家電リサイクル料金 ・家財道具の整理・分別を依頼する際の費用 |
和歌山県有田市 | 最大10万円 | ・空き家のごみの処分に要する経費 ・空き家の特定家庭用機器の処分に要する経費 ・空き家敷地内の樹木の伐採及び処分をする場合に係る経費 ・上記の処分を業者に委託する場合に係る経費 |
群馬県前橋市 | 最大10万円 | ・家財道具の搬出、処分に要する費用 ・特定家庭用機器商品化法(家電リサイクル法)により指定された家電製品の処分に要する費用 ・ごみ等の処分に要する費用 ・前橋市一般廃棄物収集運搬業者名簿に登録がある、前橋市内の事業者に依頼した処分に係る費用 |
参考:神戸市『片付け補助(空き家地域利用)』
参考:有田市『空き家家財道具等処分支援事業費補助金』
参考:前橋市『前橋市空き家対策事業(空き家バンク家財処分補助)』
いずれも空き家バンクに登録し、補助金を申請する必要があります。
給付条件などは自治体によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
家財整理を業者に依頼する5つのメリット
家財整理は規模にもよりますが、精神的・肉体的に大きな負担がかかります。
そんなときに頼りになるのが家財整理サービス。
プロに任せると、以下のように多くのメリットがあるからです。
- メリット①:すべての作業を任せられる
- メリット②:危険な作業を任せられる
- メリット③:家財を買取してもらえる
- メリット④:早く家財整理を終わらせられる
- メリット⑤:専門家を紹介してもらえる
遺品整理業者や不用品回収業者によるサービスが主流であるため、オモイデがご紹介できる遺品整理業者にフォーカスして解説します。
メリット①:すべての作業を任せられる
打ち合わせさえすれば、家財整理にかかるすべての作業を任せられます。
どんなに家財が多くても、量に応じたスタッフが対応してくれるため、一度にたくさんの家財も楽に処分できます。
捨ててはいけない貴重品や重要書類などの家財を、プロの目線で探し出してくれるのもうれしいポイント。
すべての作業を任せることに抵抗がある人は、自分たちでできる範囲で整理し、手に負えない部分だけ依頼するのも良いでしょう。
メリット②:危険な作業を任せられる
以下のような危険な作業も、すべて任せられます。
- マンションの高層階から冷蔵庫を運び出す
- 重たいタンスの2階から1階への荷下ろしする
- 大きい食器棚を狭い通路から運び出す
怪我のリスクだけではなく、家の中をキズをつけるリスクも回避できます。
実際、プロに任せれば見ているだけ。自分で行うよりもはるかに効率的に進められますよ。
メリット③:家財を買取してもらえる
買取サービスを使えば、もう使わない家財を買取してもらえます。
家財を売ったお金と、業者へ支払う料金を相殺できるため、お得に作業を依頼できます。
どこで何が売れるかをリサーチし、リサイクルショップやフリマアプリで時間と労力をかけて売る必要はありません。一度にまとめて買取してもらえるためスムーズに家財を処分できます。
ただし、買取サービスをする業者には『古物商許可証』が必要です。トラブル回避のために、買取を依頼するときは許可証の有無を確認しておきましょう。
メリット④:早く家財整理を終わらせられる
もちろん規模にもよりますが、ほとんどの家財整理は半日から1日で終わります。
プロならではの豊富な経験と知識により、少ないスタッフの数でもスムーズに作業ができるから。
特に、以下のような人にはピッタリのサービスです。
- 仕事で忙しい人
- 遠方に住んでいる人
- 家事や育児で忙しい人
タイトなスケジュールでも少々の無理は聞いてもらえるのも、プロならではの心強いポイント。
スピーディーに家財整理を終わらせたい人は、強くメリットを実感できるでしょう。
メリット⑤:専門家を紹介してもらえる
次のような専門家を紹介してもらえるメリットがあります。
- 弁護士
- 税理士
- 司法書士
- 鑑定人
- 専門処理業者
遺品整理業者などは作業を円滑に進められるように、各専門家と連携しています。
具体的には以下のようなケースで、メリットを実感できるでしょう。
- 骨董品や美術品の価値を調べたい
- 自治体では処分できない危険物を処分したい
- 不動産の名義変更をスムーズに進めたい
- 相続や贈与にかかる税務相談を受けたい
わからないことに直面するたびに、インターネットで調べて情報の真偽を判断したり、専門家を訪ねて奔走したりする必要はありません。
家財整理を業者に依頼する3つのデメリット
「いいところばかりじゃなくて、悪いところも知りたい」と感じる方もいるでしょう。
もちろんデメリットもあります。
業者に依頼するときは、以下のデメリットも把握したうえで検討してみてくださいね。
- デメリット①:費用がかかる
- デメリット②:トラブルになる可能性がある
- デメリット③:リサーチする手間がかかる
デメリット①:費用がかかる
自分たちで家財を整理するよりも、どうしても費用はかかります。
作業を丸投げできる一方で、以下のような費用がかかっているから。
- 人件費
- 運搬費
- 交通費
- 駐車料金
- 処分料
- 家電リサイクル料金 など
また、作業を任せる範囲や、オプションの有無によっても金額は大きく変動します。
たとえ1ルームであっても50,000円は必要になります。まずは見積書をとったうえで、費用対効果を検討してみましょう。
デメリット②:トラブルになる可能性がある
すべての業者が優良業者だとは限りません。
たとえば悪質な業者によって、以下のようなトラブルが全国的に起きています。
- 追加料金を請求された
- 家財を盗難された
- 家具・家電を不法投棄されていた
トラブルを回避するためにも、『一般廃棄物収集運搬業許可』を持っているか、もしくは許可のある業者と提携しているかを確認しておきましょう。
なぜなら、家庭系ゴミを回収するには『一般廃棄物収集運搬業許可』が必要であり、自治体から認められた業者にしか与えられない許可だからです。
デメリット③:リサーチする手間がかかる
優良業者かどうかを見極めるために、リサーチする手間が発生します。
費用を比較したり、スタッフの対応を観察する必要があるからです。
リサーチはポイントさえ押さえれば、誰でもスムーズにできますよ。業者選びのチェックポイントは、次項で深掘りします。
【失敗しない】業者を選ぶときの5つのチェックポイント
業者選びで失敗しないためのポイントは、以下の5つです。
- ポイント①:スタッフの対応は丁寧か
- ポイント②:見積書は細かく作られているか
- ポイント③:家財整理以外の作業も任せられるか
- ポイント④:遺品整理士や家財整理士はいるか
- ポイント⑤:相見積りをとったか
くれぐれも「フィーリングがあったからすぐに決める」というスタンスは避けましょう。
化けの皮を被った業者に騙されかねません。
コスパよく満足度の高いサービスを受けるためにも、すべて確認しておきましょう。
ポイント①:スタッフの対応は丁寧か
スタッフの接客対応の丁寧さをチェックしましょう。
以下のように問い合わせした段階で、ある程度のレベルが推し量れます。
- 電話の応対
- メールやLINEでの返信
- 見積もり対応
現地見積もりはスタッフと面と向かって対応を受けられ、身だしなみなどもしっかり確認できるので必ずしましょう。
スタッフの対応が無愛想だったり、質問に対して曖昧だったりする場合は、依頼しないようにしてくださいね。
ポイント②:見積書は細かく作られているか
見積書は細かく作られているかを必ずチェックしましょう。
見積書をきちんと作るかどうかに、優良業者なのか悪質業者なのかの差がはっきり出ると言っても過言ではありません。
以下の点をチェックしましょう。
- 作業内容がくわしく書かれているか
- 追加料金が発生条件が書かれているか
- 料金内訳がきちんと書かれているか
- 見積書を書面できちんと渡してくれるか
- 有料・無料のサービスについて説明はあったか
雑な見積書は論外です。
「安かろう悪かろう」の可能性もあるため、料金だけにフォーカスするのも禁物。
作業前後の料金のブレをなくすために、やはり見積もり方法は『現地見積もり』一択です。
ポイント③:家財整理以外の作業も任せられるか
オプションの内容も、しっかりチェックしておきましょう。
任せられる余地が多いほど、イレギュラーな事態にしっかり対処し、より要望に沿った家財整理ができるからです。
たとえば、
- 専門業者との連携
- ハウスクリーニング
- 不動産の活用相談
- 故人の書類にまつわる手続き代行
- 特殊清掃
など、オプションの内容は業者によって異なります。
事前にきちんと把握しておきましょう。
ポイント④:遺品整理士や家財整理士はいるか
遺品整理士や家財整理士がいるかをチェックしましょう。
業者といえば、なんでもかんでも専門家というわけではありません。お金稼ぎのために副業レベルでしか対応できない作業を、売りにしているケースも。
遺品整理士や家財整理士がいなくても優良な業者はたくさんありますが、有資格者がいる方がより高品質なサービスと安心感が期待できます。
では、それぞれの資格についてご紹介します。
遺品整理士とは?
遺品整理士とは、遺品整理士認定協会が認める民間資格です。
遺品整理士認定協会は、年々増える家財整理業者や遺品整理業者のトラブルを防ぐなど、業界の悪い風潮を断ち切り、健全化をはかる目的で2011年に設立されました。
遺品整理士は有料の講座を受けて、ふさわしいと判断された方のみ取得できる資格です。
遺品整理にまつわる知識を深く広く身につけているため、家財整理も安心して任せられます。
家財整理士とは?
家財整理士とは、一般社団法人日本お片づけ協会が認める民間資格です。
家財を整理・処分するという知識だけでなく、時にはさまざまな問題を解決できるよう法律や税務に関する幅広い知識が求められます。
家財整理士はセミナーや通信口座を受けて、家財整理の背景にある問題解決もできるように育成されています。
ポイント⑤:相見積りをとったか
どんなに「いい業者だな!」と感じても、必ず2〜3社からは見積もりをとってください。
理由は以下のとおりです。
- 大まかな料金相場を把握できる
- サービス比較ができ、自分にあったサービスを見つけられる
- 他社比較により、料金を安くできる
- 業者の違和感に気づき、トラブルを回避できる
「いやいや、ただでさえ時間がないのに正直それは面倒だよ…」という方こそ、一括比較サイトをこの機会に使ってみてください。
手間なく時短で、あなたが求める条件にマッチする業者をまとめて見つけられますよ。
私たちオモイデも、あなたのお住まいの近くにある優良業者ベスト5の見積もりを無料で作成しております。遺品整理士の有無などもあわせて調べられますので、ぜひご活用ください。
【一覧表あり】家財整理業者に頼むときの料金相場とは?
家財整理を業者に依頼するとかかる費用は、下表を参考にしてみてください。
間取り | 作業人数 | 作業時間 | 料金 |
---|---|---|---|
1K・1R | 1~2人 | 1~3時間 | 50,000円~80,000円 |
1DK・2K | 2~3人 | 2~4時間 | 90,000円~120,000円 |
1LDK・2DK | 2~5人 | 2~6時間 | 130,000円~160,000円 |
2LDK・3DK | 3~7人 | 3~10時間 | 170,000円~200,000円 |
3LDK・4DK | 4~8人 | 3~12時間 | 210,000円~240,000円 |
4LDK以上 | 4~10人 | 6~15時間 | 250,000円~ |
※オモイデに掲載する遺品整理業者の料金相場より
作業料金は6つの要素で大きく変わります。
- 間取り
- 遺品や不用品の「量」
- 遺品や不用品の「種類」
- 家まわりの環境
- 作業日程
- オプションの有無
業者に依頼する前に少しでもお金の不安を解消したい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。
>>> 【保存版】遺品整理でかかる費用まとめ【お金の不安を解決します】
まとめ【スピーディーに家財整理するなら、業者の活用がおすすめ!】
家財整理とは、「遺品整理」「生前整理」「空き家整理」の総称であり、家の中にあるすべての財産を整理することを指します。
下記の5ステップを実践すれば、誰でもかんたんに家財整理を進められます。
- ステップ①:全体像を把握する
- ステップ②:ゴールを決める
- ステップ③:家財を仕分ける
- ステップ④:家財を処分する
- ステップ⑤:清掃を行う
家財整理のコツは、以下のとおりです。
- 捨ててはいけないものを事前に把握する
- できるだけ売れるものは買取してもらう
- 汚れがひどい場合はすかさず業者を頼る
とはいえ、負担なくスピーディーに家財を整理するなら、頼りになるのが業者です。
精神的・肉体的に多くの負担がかかりそうな状況こそおすすめですが、中には悪質な業者がいるため念入りにリサーチする必要があります。
ですが、以下のポイントを参考にすれば優良業者を見つけられますのでご安心ください。
- ポイント①:スタッフの対応は丁寧か
- ポイント②:見積書は細かく作られているか
- ポイント③:家財整理以外の作業も任せられるか
- ポイント④:遺品整理士や家財整理士はいるか
- ポイント⑤:相見積りをとったか
それでも自信がない方や時間がない方は、オモイデのような一括比較サイトを使ってみましょう。
オモイデではお近くの優良業者TOP5のお見積もりを無料でお届けしています。お気軽にお問い合わせくださいね。