遺品整理で高く売れるもの4選―遺品整理の買取で処分できないものも解説―
2023.12.08
身内が亡くなってしまうと、部屋の遺品整理を計画的に進めなくてはいけません。
しかし「これって処分できるの?」「少しでも高く売って遺品整理費用に充てたい」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は「遺品買取で高く売れるもの」「処分対象になるもの」をご紹介していきます。
遺品買取で高く売れるもの4選
遺品整理をしていると「これって価値があるの?」と疑問に思うアイテムも多いと思います。
特に自分にとって知識がないものだと、そのまま捨ててしまうケースも出てきます。
しかし、遺品の中には買取業者を見極めることで高く売れるアイテムが多く存在します。
美術品や伝統工芸品
遺品整理中に見つかる古い絵画、掛け軸、茶道具などの美術品も高価に取引されるアイテムです。
美術品の価値を素人が判断するのは難しいことですが、専門業に頼むことで有名な美術家の初期の作品であることが判明することもあります。
特に、海外市場では日本の古美術品や伝統工芸品が投資対象として人気を集めており、これらは高価格で取引される傾向にあります。
美術品を高く売るためには、作者や年代が分かるものを一緒に提出することがおすすめです。
また、箱に入った美術品は高額で買い取られる可能性が高いため、骨董品や美術品を専門に扱う業者に査定を依頼しましょう。
プロ向けのカメラ
カメラは、遺品買取において意外と高価に取引されるアイテムです。
特に、デジタル一眼レフカメラは新品時の定価が高いため、中古市場でも需要が高く、買取価格が安定しています。
例えば、初心者向けのカメラは高額になりにくいものの、プロ向けのカメラは数万円から数十万円で買い取られることが多い傾向です。
カメラを高く売るためには、レンズやアイピース、ストラップなどの付属品をできるだけ揃えておきましょう。
また、カメラ本体や付属品の汚れを丁寧に拭き取ることで、査定額のアップにつながります。
コレクター向けのアイテム
個人的なコレクション品も遺品整理の際には、高く買い取ってもらえることがあります。
例えば、フィギュア、切手、古銭などは、遺品買取で意外に高い価格で売れることがあります。
これらのアイテムはコレクターの間で高価値を持つことがあり、古銭の場合では80円から数十万円、フィギュアでは数百円から約20,000円程度で取引されています。
また、70年代・80年代の子供時代に集められたおもちゃや予想外のアイテムである牛乳瓶のフタなども、意外と高価で売れることがあります。
コレクション品を高く売るためには、遺品ごとの丁寧な扱いが大切です。
例えば、古銭は洗剤で洗浄すると価値が下がるため、汚れていてもそのままの状態で査定に出すことがおすすめです。
また、切手はシールから切り離されていないものが高価になりやすい傾向にあります。
和風の家具や3年以内の家電
家具や家電は、遺品買取で意外に高値で売れることがあります。
通常、不要になった家具や家電をリサイクルや粗大ごみとして処分する場合、手数料が発生するのが一般的です。
しかし、これらのアイテムを買い取ってもらうことで金銭的な負担を軽減し、利益を得ることが可能です。
特に、家具の中で和箪笥や民芸箪笥のように特色のあるもの。
家電では高機能または多機能で購入から3年以内の製品は、買取市場で高く評価されます。
家具や家電を売る際には、状態を良く保つことが重要です。
汚れや傷があると査定額が下がる可能性があるため、清潔に保ち、必要な場合は修理やメンテナンスを行いましょう。
また、付属品や説明書などがある場合は、それらを遺品と一緒に提出することで買取金額が上がることがあります。
遺品整理は金額ではなく思い出も大切に
遺品整理における買取は、金銭的価値だけでなく、故人への思いや家族の感情を考慮する必要があります。
多くの買取業者が遺品整理に対応しているものの、中には遺族の感情を軽視する業者も存在します。
例えば、訪問時に適切な態度を取らない、許可なく私物を物色する、価値の低い品物を雑に扱うなどの行為などが挙げられます。
また、感情的な価値が高い品物を高額査定で売却しようと強気に出る業者もいることも。
遺族にとっての価値は金銭では測れず、後悔の原因となることもあります。
そのため、買取業者を選ぶ際にも最新の注意を払いながら、トラブルなどを避けられるようにしておきましょう。
遺品買取で高く売るためのポイント
遺品整理で遺品を買い取ってもらう際に「少しでも高く売りたい」と思うのが一般的です。
そこで、ここからは遺品を少しでも高く売るためのポイントを2つご紹介していきます。
買取する前に遺品を綺麗にしておく
遺品を高く売るためには、遺品の状態を綺麗に保つことが欠かせません。
綺麗な状態の品は販売価格が向上するため、買取価格にも反映される傾向にあります。
汚れやほこりが付着している場合は、できる限り拭き取り、清潔な状態にしておきましょう。
また、遺品の種類に応じて、日干しや消臭スプレーを使用して臭いを取り除くことも、価値を高めるために有効です。
特に臭いは、買取価格を減額させる要因となることがあるため、注意が必要です。
売れやすい時期に売る
遺品を高く売るためには、売れやすい時期を見計らって買取に出すこともおすすめです。
特に、流行りのアイテムや季節性の高い品物の家電などは、需要が高まる時期に合わせて買い取ってもらいましょう。
例えば、夏季用のアイテムを秋ごろに売ると、次のシーズンまで在庫として持たれることになるため、買取価格が低くなる傾向があります。
このように、遺品の種類によって売れるタイミングが異なるため、市場の需要を理解して、適切なタイミングで売却することが大切です。
ただし、売却時期を待つ間に遺品の状態が悪化しないよう、適切な保管が必要です。
遺品整理の買取で処分できないもの
遺品整理業者に依頼することで、さまざまな品目の買取が可能です。
しかし、遺品を買取できる範囲は業者によって異なります。
一般的に、遺品整理業者が買い取ってくれるものは以下の通りです。
- 家具
- 家電(3年以内のもの)
- 雑貨などの日用品
- オーディオ機器
- コレクションアイテム
- 車両
- スポーツ用品
- カメラ
- 金歯など
このように、状態の良いものは高価買取査定の対象になります。
ただし、危険物や医療器具、医療機器、値段が付けられないものは買取の対象外とされることが一般的です。
そのため、粗大ゴミで出す費用も考慮しながら、優良な遺品買取業者を選ぶことが大切です。
まとめ:遺品整理業者比較なら『オモイデ』へ!
遺品整理をするために、思い出の遺品を買い取ってもらうのか。
または処分をするのか悩んでしまう方も多いと思います。
そのような時には、遺品のジャンルや買取時期などを見極めて優良な遺品整理業者を選ぶことがおすすめです。
しかし、1人で業者比較をするのは大変という方も多いと思います。
そのような時には、近くの優良業者5社の見積りが直ぐ手元に届く『オモイデ』を検討してみてはいかがでしょうか。
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